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非正規労働者大量解雇に思う
2008-12-24 Wed 23:10
先日のエントリーで微々たる触れ方をした、急激な景気悪化による非正規労働者の大量解雇について考えてみた。
っていうか、自分も現在派遣社員として働いている身なので思いっきり頭を悩ませなければいけないのだ。
この冬はX'masや正月を前に、とてもとてもノホホンとはしておられず、毎日毎夜頭痛の種は尽きない。
本格的な冬の到来を目の前にした頃に新聞やTVで、
「来年の春までには派遣労働者が3万人失業」と報じていたが、それを目にした俺はその辺のお気楽な非正規労働者と同じように、「フーーン」と他人事のように受け流していた。
が、想像以上の消費底冷えと異常円高により、一流と言う称号を持つ企業やメーカーがこぞって派遣労働者を放り出しはじめた。
この3万人の失業というのは多分、厚労省のお見立てだと思うのだが、相変わらず見込みが甘すぎるな。
現在既に3万人以上が失業して天を仰いでいるんじゃないのかな。
ま、ここでことさら俺が状況を細かく説明しなくても、時事にアンテナを張り巡らせている方なら、現在製造業がどういったリストラを敢行しているか十も百もご存知だろう。
ちなみにリストラとはリストラクチュアリングの略で、決してほとんどの人が思っているだろう労働力削減や解雇のことではない。
リストラとは企業再構築、合理性を高める事業内容へと軌道修正することなのだ。

ただ、一番最初に着手するのが人員削減なのだ。
確かにサービス業・接客業以外の業種が、少しでも経費を利益に転換させようとしたら人件費を出来うる限り抑えようとするだろう。
サービス業・接客業以外と上に書いたが、これは俺の持論だが、この業種だけは売り上げや利益が減っても人減らしだけは絶対にするべきではないと考える。
接客業は客に与える勢いが勝負である。
俺のいたアミューズメントなら出玉よりも店の持つ勢いと言うイメージが一番大事。
飲食業でも味より勢い。
何故なら、店に訪れる客の大多数は本質を見極める目を持たない鈍い一般人だから。
だから来客に勢いがないな、とか勢いが以前に比べなくなったと感じさせる人減らしをしてはいけない。
凡な経営者はまず人件費削減を考えるが、ここが凡の凡たる所以なのである。

話を元に戻そう。
連日解雇された派遣社員たちの具体的な悲惨生活が報道されている。
仕事のみならず寮も追われ冬空に途方にくれるとか、所持金数十円で駅の待合で寝泊りのホームレスとか、労働組合作って解雇した工場の前でビラくばりとか。
特に朝日系、毎日系の左派報道グループがこれでもかとボトムライン労働者を取材しまくっている。
だがちょっと待って欲しい。
本当に経済が悪くて、社会が悪くて、法律が悪くて、政治が悪くて、企業が悪いのだろうか?
確かに円高で経済が急激に悪化した。
この円高にはいろんな原因・理由があるのだろう。
幼稚な詐欺まがいのサブプライム、原油先物の乱高下と枚挙にいとまがない。
しかし俺的な一番の理由は、バブル崩壊後の日銀のゼロ金利政策と先ごろのアメリカのゼロ金利における投資家達の銭のキャッチボールちゃうか?
そして派遣労働に関する規制緩和を決めた国会もそれに乗じて安価で人を使った企業も悪い。
しかし、悪いと言ってもこれらは必然ではなかったのか?
もしかしたら、何の危機感も感じず、感じてたとしても行動を起こすことなく「ぬるま湯に浸かって出るに出られない」的な安穏とした生活に甘んじてきた解雇労働者も悪いのではないか?
もしかしたらと書いたが俺としては、労働者が一番悪いと思うぞ。
解雇されたのにはなんら彼らには原因はないだろう。
だが寮を追われていきなりホームレスなんてのはそいつが百パーセント悪いと断言出来る。
寮費を引いて手取り10万から15万、下手すりゃ25万なんて報道もあったが何をか云わんや!である。
昔の人が教えてくれているではないか。
備えあれば憂いなしと。
なにも預貯金だけが備えだけではない。
次の就職にも役に立つような人脈を広げるのも備えだし、低レベルであっても動産を持つのも備えだ。
例えば、礼敷数十万の賃貸が無理だと思うのなら、軽四のワンボックスを手に入れておけばいざと言うときホームレスにならなくて済む。
昨日今日ホームレスになった人間が、厳しい冬の寒空に眠れるはずがない。
軽のワンボックスなど、賃貸アパートやマンションを借りるよりもずっと安い金でいくらでも買える。
想像力が貧困だからこんな季節にとんでもない事態に追い込まれるのだ。

労組のマネごとをして毎朝ビラを配る時間があるのなら明日を見据えて次の就職先を探した方が実りないか?
万が一解雇無効が通ったとしても、すぐそのあとに自分がしんどくなるだろうに。
派遣たちの駄々が通ったとしても、それが原因で船が沈没したら寝覚めが悪いではすまないのでは?
派遣先のメーカーや工場を糾弾するのはお門違いじゃないのか?
糾弾したいなら、次の派遣先を用意できない派遣会社を糾弾しろよ。
そして恨むなら何よりも競争に勝てず、派遣やバイトに甘んじるしかなかった自分を恨め!
なんの能もなく、なんのスキルも身につけることが出来なかった愚かな自分を恨むのが妥当だと思うね。
少なくとも、俺が解雇され路頭に迷った場合には自分の無能さを反省し自分を恨むね。
これ言っちゃうと身も蓋もない感じなのだが、20代から30代の男子が非正規でしか働けないのは、その人間がその程度のものでしかないから。
社会や行政が悪いのでは決してない!
確かに人には得手不得手がある。
しかし順応する努力もせず、気楽な職場にどっぷり浸かってた反省もせず、自分の能力やスキルの無さは棚に上げ、企業や政府、社会をなじる。
そうやって自分以外のもののせいにしときゃいいさ。
それじゃいつまでたっても何にも生まれんさ。

ここは自由資本主義の国、にっぽん。
ま、でも稚拙で下らない「蟹工船」がリバイバルヒットしたり、共産党員が異様に増えたりと病んでるにっぽんでもある。
ゆるくて、ぬるくて、痛いゆとり脳ゆえの甘え、甘えゆえの共産主義志向だとは思うけどね。

厳しい言葉ばかり並べているが、俺もまた明日をも知れない派遣労働者。
すでに年末の休みが二日も前倒しになり、生産調整にも入っている。
すぐに解雇って事にはならないが、下手に中途半端な勤務を余儀なくされれば解雇よりつらい。
次の就活をするわけにもいかないし、失業保険の申請も出来ない。
さてさてオラもどうするべ(汗

で、そういう失業者を助けようと政府も非営利団体や市民団体もいろいろ手を差し伸べているが、ここんところどうなんだろう?
一度甘えさせると、次の危機にもまた助けてもらえると甘えるのではないのか?
ただ、このまま放置すると馬鹿なマスコミの「企業が悪い、社会が悪い、政治が悪い」に乗じた第二、第三の加藤が出現しねえか?
早くも職を追われた派遣がコンビニ強盗してるみたいだしな。

この問題、あくまでも自分のことも含めてすべて自己責任だと思うが、実際難しいよなぁ。
経済の展開いかんでは、来年は波乗りも甲子園も極力我慢かな。
はぁ~、ってため息しか出んわ。
でも、いままで修羅場を何度もくぐってきた俺はゴキブリのように生き抜いてやる(笑



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